- 2008-11-18 (火) 15:00
- Nam HyoJun
在日という呼び名は、比較的ポピュラーなものと言えます。2007年のある調査によると、在日朝鮮人韓国人よりも在日中国人が上回り、現在日本に外国籍では一番多く存在しています。中華学校が人気があるというニュースも出ています。少ない多い、人気がある人気がないで判断することはおかしいのですが、やはり在日コリアンというものは現代においてナンセンスなものと化しているというのが今回のテーマであり、なぜ、喪失感を日々感じているのかというものへの挑戦である。
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最近、1998年生まれの女の子と出会いました。もう少しで10才になるんだよ!という声には微笑ましくなりました。私は子供が苦手で、小学生が一番苦手なのですが、この女の子の人を惹き付けるオーラ(アウラ)というものが感じました。上海でシンガポール系の小学校に通っているらしいのですが、友達とは英語で話すらしいのです。クラスの半分は韓国人だよ。と教えてくれました。でも、私の顔を覗いては「この人韓国人??日本人にしか見えないよ〜。」と言いました。私の顔は少しホリが深い日本人顔で、しかも長髪で金髪の若者です。外国の人(国籍が違うという意味)に囲まれている生活の中で、私が韓国人か日本人かなどは大きな問題では無いのです。しかし、この女の子はキチンと私が韓国人なんだという説明をすると、わかってくれます。これには、大きく感心させられました。
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現在、在日というものは、良くも悪くも機能していないと思います。
私がよく聞く現代の在日の若者の悩みは
・朝鮮学校に18才まで通ったので、専門学校や大学や仕事先での初めての日本人との対峙でギャップを感じる。初めて友達が出来る。日本人の彼氏彼女が出来たという恋愛においての悩み。
という問題が私は、重大なことだと感じています。もちろん個人の生活状況によって異なるのですが、18才までの青春時代を日本に住みながらも日本人との接し方がわからないというのは、日本式に言うと「もったいない」です。ネットの普及やグローバリズムなどと言う言葉があり、データベース化している世の中は、様々な意見や、見解や情報が飛び交っているにもかかわらず、一番近くで、その場所に存在している日本人と話さないのは、この意見に同意する人たちは「狭い」という言い方をします。
「狭い」という言い方は、私はなんとも言えない少しずるい表現だと感じています。
例えば、在日の中で、在日社会の中で生きるだけで良い人がいたとします。この人の生活の「狭い」というのはおかしな話です。しかし、現代の若い在日は、それをナンセンスだと感じています。
朝鮮人だから朝鮮学校に行く。という構図はもう機能性が失われています。受験に有利な日本学校に行くこと、両親や兄弟と同じ朝鮮学校に通うこと、インターナショナルスクールに通うこと等々、様々な選択が存在しています。学校を選べるという意味で、学校が多いことは良いことでは無いのでしょうか?
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今までの在日は
対日本、対韓国、対北朝鮮、対統一後の朝鮮半島、対アメリカ
という見解でしか、物事を考えれなかった。この構図が絶対的なものとして君臨している。
現代を生きる。ということを最近良く聞きます。
二つ以上の国との小競り合いに、現在の在日には、お母さん達が夕飯の準備をしているときに、つけっぱなしの薄型プラズマテレビの中から流れてくるニュースでしか無い。しかもそのニュースよりも芸能人の電撃結婚のほうが関心がある。というのが、正直なところだ。
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在日コリアンの大学生が、よく集まって飲み会や、勉強会をして、在日の歴史を知とうとする行為さえも、いつものメンバーが集まり小規模な集合体を作り上げ、自分のキャラクターを理解し、他人のキャラクターを理解し、コミュニティを作り上げる。そして、その場の自己の重要感を感じるための場になっていると感じる。
悪いとも思わないし、良いとも思わないが、本来在日というものは、対日本、対韓国、対北朝鮮…等という構図でしかなかったのが、「在日である」というアイデンティティでのキャラクターから、大きな国間の小競り合いでは無くて、どこかのお気に入りの集合体やコミュニティでキャラクターを作り上げることでのアイデンティティが機能しているはずだ。
そして、本来、在日はこうである。こうであらなければいけない。という、【〜である】【〜でなければいけない】という在日像のキャラクターの喪失が確かに現代においては、存在している。
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「パッチギ」という映画では、【THE 在日像】が描かれている。川を挟んでの、日本学生と在日学生のケンカや恋愛で描いているが、現代の若い在日はこの映画を【強かった時代の在日】、【在日が軸で描かれていることえの優越感】等で鑑賞していないだろうか?「主人公にはなりえない在日」がメイン設定ととしてあるだけの映画だと感じる。「パッチギ」の続編であるものは、ナショナリズムに走りすぎで左翼的なエンターテイメントな娯楽映画だ。
「強い時代の在日は」は、美人芸能人と会いたいという衝動や、タレント性があるものを見たい、有名な食べ物を口に入れたいという衝動であって、決して今そうなることを望んではいないということは忘れては行けない。そういえば在日って「パッチギ」に出てくる人たちなこと?という初対面の人との会話に赤面したこともある。
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現代において、【強い時代の在日、日本をやっつける在日】というものから【スポットが当たらなくても、生きやすいコミュニティでの存在価値】に進んでいるのだ。
なので、ここで重要になってくるのは、
狭いと言われる在日社会というコミュニティにおいての戦い。
そう、【対在日】という構図が存在してくるこを決して忘れてはいけない。
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この文章から、古い在日像を批判したいわけでは無い。
新しい在日像というものを追い続けなければ、時代の流れに取り残される。それは、くたばるということだ。
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Comments:4
- orange 08-11-18 (火) 23:43
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お疲れ様です。
記事の方を拝見させてもらいました。
新しい在日像、確かに必要かもしれないね。
在日としての自分について考えること、在日としての他人に対する想像力
こういったことについてやら考えてる時にこういった記事にお目にかかれて、とても感慨深く感じてのこと。
現代、在日とは、着地点を失った[浮遊しているモノ]のように思える。
そんな[浮遊してるモノ]である自分らにとっての重要な問題とは、
着地点の喪失ではなく、それにより起こる自我の喪失ではないだろうか?
今一度自分について考えてみること、世界を見直すこと、思考を止めないこと、
これから自分たちに必要なのはそういったことなんじゃないかと思う。
いきなりこんなこと書き込んで失礼だったと思うが許してもらえたらありがたい。
応援してるよ。
- kimshichol 08-11-19 (水) 5:26
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在日は生きやすいコミュニティでの存在価値になっていく傾向にあるよね。
民族学校で一緒だった友達と距離感があるんだけど、個々の在日になっていくのかなぁ。
在日ですなんていわれても、そうですか、同じですねって答えて
親近感はあるけど進展しないし結局人間の相性で付き合うよね。
でもどこかに心残りがあるのはアイデンティティだったりするね。
民族学校の友達は民族学校というより青春時代を共に過ごした仲間って感じだけど
50歳になった自分にとって在日コミュは必要かなぁとも思ったりしてるね。
【対在日】ってあるね。 - hyojun 08-11-21 (金) 0:41
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kimshicholさん
コメントありがとうございます。東京に行った際にはバーで一杯飲みたいと思っています。その時が楽しみです!shicholさんの柔軟な御意見に深く感動しています。在日が国間や組織の動きになっているのに、在日一般大衆の私が出来る事ってなんなんだろうと感じます。一つ光が見つかったのは、アートという手法は様々な意見や、見方があって、在日問題一つに対して、今まで出てきた在日の意見や考え方に執着しないものが生まれると思うのです。在日問題がどうでもよくなっている現代の若い在日には、今まであった過去の在日論は通じないということなのです。来年、東京での個展もひかえているので、楽しみにしていてくださいね!!
- hyojun 08-11-21 (金) 1:08
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orangeさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
浮遊という問題は911以降に大きく表に出た問題だと思います。在日の浮遊は勿論あります。日本人にもあるし、様々な人に感じる問題なのですが、在日が本来は何処にむかうのか?という問いに、私は学生時代に、在日社会に生きろ!在日として生きろ!ということをよく聞きました。「〜であらなければいけない」という在日像に若い在日は、背負なければいけないもの、在日社会としてのやりがいを感じなければいけないとされる問題点。
思考を止めないこと—
私はこう思います。やりたいことをやれる社会であると思います。私は夢にむかう人を応援してします。思考を止めないということは夢へむかい、啓発することになるので、とても素晴らしく、美しい言葉です。感謝します!知れた事で、また一歩進みました。
在日だから、こうであれ。という風潮を私は若者の真っ直ぐで美しいリアルな想像力を曲げることになると感じています。着地点は同じ民族だからというくくりでしめる事は出来ず、勿論それは一つでは無く、統一でも無く、選挙権を得る事でも無く、浮遊しているからこそ、着地点を個人のスケールで描けることがとても重要で大切なものです。
応援ありがとうございます。
進みます!!