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ZAINICHIART Archive

ソンジュンナン個展/テレビ出演

ソン・ジュンナン 個展
[ Fall Down ]
2008.11.22[土]‐12.07[日]

【会場】共同アトリエ・3号倉庫
【住所】福岡市中央区那の津4-3-12
【交通】地下鉄・西鉄[天神駅]より、西鉄バス。
[天神バスセンター三越前]乗車、終点[那の津4丁目]下車すぐ
【時間】10:00-21:00、会期中無休
【料金】無料
【関連イベント】*ウェルカムパーティ 11.22[土] 19:00-
*映画上映会 同日 21:30-
【個展関連情報】
http://junnan.web.fc2.com/koten.html

【メッセージ】
今の日本の社会に生きていると普通に絶望すると思う。
みんな自分がどこにいるのかわからないし、いい知れない不安を抱えている。
「絶望的な世の中にあっても、希望に向かって自分自身を生き抜いてほしい」
というメッセージを込め、ドラマチックに表現する。
********************
*NHK「一期一会 キミにききたい!」に 出演
11.29[土] 22:25-22:55 本放送、12.03[水] 00:45-01:15 再放送
放送名: 「心の弱さに立ち向かう話@在日コリアンアーティストの生き方」

雑誌 Milk に掲載

今回上海で行われたZAINICHIART展の模様が若者向け雑誌『Milk』に掲載されました。

喜ばしい限りです。

以下は掲載ページです。

:: Milk

http://www.i-milk.com.cn/

ZAINICHIART-CURATOR.Nam HyoJun編

ZANICHIART

5人のアーティストと1人のキュレーターに共通するものは、「在日コリアン」だということ。80年代生まれの若手アーティスト達が、生まれから現在まで生きている【リアルな日本】と、まだ見ぬ故郷なる【バーチャルな朝鮮】の衝突で生まれたハイブリッドな可能性と、それらのディレンマの中から湧き出る表現を【ZAINICHIART】と題し、展覧会を開催しました。そこで、一貫した共通するテーマがありました。

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「存在の不確かさ」です。
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何かと何かの狭間で生きている私達は、存在が不確かである。これを現代アート風に述べると浮遊しているというかも知れません。本来、朝鮮人というものは、継承の世界で生きています。先祖から受継いだ血を後世に継承するのが基本な思考である。これは、混沌とされる世界や秩序の中での世界や、日本の社会で生きようが、何処にいても守るべきものがあるということです。
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私達は、本来、守るべきものがある。しかし、最近の若い在日に見られることは、日本の若者と変わらないこと。これは当たり前です。日本に生まれ、日本で育ち、日本の漫画を好み、日本のファッションを好み、日本の現代文化を受け入れているからです。日本発祥のギャル文化に憧れ、ギャルメイクやギャル語を使う在日は当たり前のように存在します。青春時代にエヴァンゲリヲンに影響された在日アーティストもいるのです。この状況下の中で、私達は朝鮮学校に通っていました。学校では国語が朝鮮語、日本語の授業があり、それ以外では朝鮮語を使う学園生活です。朝鮮語を使わなければ先生や学生達に怒られたりもします。朝鮮の歴史を学び、朝鮮の舞踊を好み、民族音楽を好み、民族衣装チマチョゴリを着る学生。私は、小学生の時はポケモンやカードゲーム、中学生では携帯電話でメールを覚えたりネットに触れ、高校生になりバガボンドや、深夜アニメを好んでいました。日本のサブカルチャーを好んで育った私と、マザーランドである朝鮮、国籍が韓国である現実。どれも、リアルに感じれない状況でした。ただ生きる生活を約束されたとも感じました。
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正解など無いことは昔から知っています。どれが母国なのか、どこが敵国なのか。などは私にとっては重要ではありません。この論議はいつも感情論で終わるのも知っています。ハイブリッドな存在が感情を押し殺すほどに、免疫があるのです。いつもこの話だと若い在日は感じているかも知れません。少なからず私は感じています。同世代の日本人を酒を飲みながら熱く語りあうのも幸せなひと時です。しかし、ぶつかる内容は同じです。なぜ帰化しないのか。私はいつも言葉を無くします。なぜなら、今の状況を誇りだと胸を張れるからです。そして、今私は幸せなのです。
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日本の文化を好み、朝鮮の文化を好み、在日の文化を好む私達の芸術表現は何処に向かっているのでしょう。何処に向かうべきなのでしょうか。私にはわかりません。しかし、わかることは、次世代のアジアだけでは無く、世界に発信できる存在では無いかと思います。なにを根拠に言っているかはわかりませんが、私達は日本人の友達のお母さんの手料理を食べるだけで、嬉しいのですから。それくらいに近くて遠い社会で生きているので、狭い社会に生きる在日は、広い広い世界が前にあるのです。
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私には2つ言えることがあります。
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日本も朝鮮も韓国も大好きだということ。
私には夢があるということ。
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ZAINICHIARTに協力してくださった方々、来場された方々、日本から応援してくださった方々、心から感謝しています。

そして、Offce339の方々には私のわがままを聞いてくださって、迷惑ばかりかけた申しわけない気持ちとZAINICHIART実現への感謝でいっぱいです。これからも死ぬまで一緒に夢を追いましょう。

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私達は始まったばかりです。
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CURATOR/Nam HyoJun

ZAINICHIART-アーティスト紹介

ZAINICHIARTのアーティスト紹介します。

【Om JooSoo】ぼかしたアクリル板に写真を挟み、それらを1~100まで数字で名づけることで、写真一枚一枚から見えてくる幸せな物語の断片図を記号的に処理することで、不確かな生活、記号化された社会を表現した。

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【Chu JeHo】人間の見えない価値が確かにあると主張する。その中でも女性が売買されることに対して憤りを感じている。本来、絵画というものは絵の具を乗せて描いてきたが、ベルベッドを脱色することで過去の執着からの解放を求め、何も無いところから女性を生まれさすことで、確かな存在、内なる場所からの存在を描いた。

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【Kim HyangSuk】一見、アジアの若者に共通する「かわいい」とされるもののようにも見えるKim HyangSukの作品は、「ファンタジーな朝鮮」を表現し、今回は朝鮮の王の母が熊という神話から基づき、作品を制作した。半分は熊、半分は人間。いや、これは熊なのか、人間なのか…私達のルーツはどこなのか?私達は一体何者なのか?と、自問自答を繰り返している。

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【Kim Okko】浮遊しているような何も主張しない迷彩柄で、自らを覆い隠し、何も語らない。よく見ると、下のほうに虎が座っている。昔、朝鮮は強くて、他の国からも恐れられていた。朝鮮=虎という言い回しもされた。しかし、21世紀の今、朝鮮の現状をどうだろうか。強かった虎は、何も言わず、ただ迷彩の中に隠れるだけの存在になったのだ。

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【Kim MinSu】見る人に真っ赤な強烈なインパクトを与える。外から見える肌色の身体に、中に流れる赤い血を同時に見せることで、人間の身体から自らの存在意義を求め、個のアイデンティティを写真で表現する。(※注意本人ではありません。アーティスト不在でNam HyoJunが代理です。)

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(文・Nam HyoJun)

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Nam HyoJun

ZAINICHIART-オープニング編

25日の19時は皆が待ちに待った瞬間です。ついにこの時がきました。去年から上海での「在日展」を考えていた私が、夢の一歩を感じた瞬間でした。

18時くらいから、ちょくちょく観覧者がいました。19時になると、予想をこえていました。嬉しい限りです。夏休みは本国に帰っていて、上海にはいない。という声もありました。実際に、私が語学研修をしている学校の友達はほとんどの方が帰国しました。

それでも、日本では感じれないような上海での反応、アーティストと観覧者の距離が近かったこと、アーティストの主張や経緯やコンセプトが伝えれたこと。これは、もう二度と無くならない財産です。

モテモテChu JeHo、オレンジが素敵Om JooSoo、金髪Nam HyoJun

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エントランスにて。ワイン片手にアート鑑賞。

同世代の中国人学生達と友達になりました。デザインやアート系の学生達なので、話が弾みます。私が上海美術館に最近行って「クロード・モネ」に涙した。と話すと皆が、「あのピンクのやつね!!」と好きな作品が同じでした。アートモです。

名前を中国語にしたらNam HyoJunはNam XiaoJunだよ。皆も聞いていました。

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会場風景アットホームな空間が出来上がり、オープニングでバタバタというよりは、皆様、長居していました。アーティストの生の声、生の作品に、心奪われていた様子です。

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オープニングは大盛況でした。皆ほろ酔いで楽しかったです。

日本では感じれないストレートなリアクション。「この作品に力強さが感じれない。でもこの横のこの作品には力を感じる!!」と会場で1番小さな小さな作品に心奪われていた方や、「この作品のコンセプトに感動した。」、「在日が少しでもわかった。」と嬉しい言葉をもらいました。

これは何度も言いますが。財産です。これが次に繋がります。これで私達は生きていることを実感します。満足なんて決してしませんが、これをさらに磨くため、意義を求めます。

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私には夢がある―

いつも言っていることです。私には夢があるんだ!ネガティブな存在としての在日が、日本を飛び出て、朝鮮や韓国を飛び出し、中国・上海という第三の国・都市に来て、自らを第三の可能性としてZAINICHIを掲げることで、夢に進んでいることに気付きました。私は夢に向かっていることを実感しました。そして、「ZAINICHIART」で私達にも夢の可能性を感じました。そして、身震いがしました。

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Nam HyoJun

ZAINICHIART-搬入編

長らくおまたせしました。。。搬入編です。

23日深夜、アーティスト達が上海入りしました。上海在住のKim Okkoはすでに現地いりです。張り切っています。

Chu JeHo,Om JooSoo,Kim HyangSukの3人が初めて上海に来ました。(今回Kim MinSuは上海には来ていないです。)

3人はずっと「海外のにおいがする!!いや、これは朝鮮と同じにおいだ!」と興奮していました。

着いて、すぐにホテルでのチェックインでトラブルがあり時間をくいました。

(Chu JeHoが記事にしているのでそちらを御覧下さい。)

そして、バタバタしながらも、搬入へ!!強行スケジュール!!もちろん朝までコースです。「皆若いんだから大丈夫だ!!」と大人が横でパソコンをカチャカチャしながら、元気づけてくれました。

いざ搬入!

Chu JeHo作品。もっと上だ!タッカーなのか!両面テープなのか!と苦闘しました。

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Chu JeHo作品。これが1番大変だったかもしれません。かなり大きいインスタレーション作品。ドガーン!

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Kim HyangSuk作品。ドローイングや、ペインティングを配置にこうでもない。あぁでもない。こうだったらどうか。いや、これのがいい。と皆で言い合い。皆本気です。もう私は半泣きでした。

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Om JooSoo作品。4つをピシッ!綺麗に一列にします。男4人で持ち、それを2人の女性が、もっと上よ。もっと右が下だよ。とマスゲームみたいでした。

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搬入初日の23日は深夜に始まり、朝までしました。搬入2日目は昼から朝までしました。3日目はオープニングにもかかわらず直前までしていました。追求したらするほど、よくなっていくので、皆手が止まりません。中国観光なんて全く視野に入っていないようです。

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どうにかオープニングに間に合ってよかったです。

私が1番ホッとしています。。本当によかった。

Nam HyoJun

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